地蔵寺Jizo-ji Temple
寺宝・名所
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本堂
本堂須弥壇には本尊延命地蔵菩薩半跏像が安置されている。 文政2年(1819)9月24日出来、入仏供養10月14日夜、現住職 勝恵、仏師 一力屋 治助 とお札には記載されている。 厨子は唐破風を正面に宮殿式の江戸時代初期のものと思われる。 本尊 脇侍には鞍馬寺の三身一体の本尊の一つで毘沙門天像と不動明王像を安置。
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阿弥陀如来半跏像
須弥壇左に安置される阿弥陀如来半跏像は平安時代後期の作であり、上皇や女院の造仏に活躍した円派仏師の作と思われる貴重な作品の像である。 現在は本体のみを京都国立博物館に預けてあり、光背と蓮台のみ安置されている。
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天竺霊感観音籤(おみくじ)
第18代目天台座主である元三慈恵大師(良源)の考案されたおみくじが当寺院には伝わっております。 今日でも作法より観音経をお唱えしたあと僧侶が引き解読する特別おみくじです。 事前に予約ください。
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鐘楼
鐘は戦争で持って行かれたままの現在。 復興に向けて活動中。
沿革
洛中より鞍馬寺へ到達する鞍馬街道は、丹波と京を結ぶ重要な道である。その鞍馬街道沿いの鞍馬寺山門を過ぎた南東の静原・大原へ抜ける自然遊歩道の入り口の場所に地蔵寺は位置する。
この地は、延暦15年(796)に造東寺長官藤原伊勢人によって鞍馬寺が建立されて以後、鞍馬寺領とされ、寛仁2年(1018)愛宕郡八郷が上賀茂・下賀両社に寄進された際も、一貫して鞍馬領であった。
当寺院の寺伝では康應元年(1389)11月鞍馬山塔中純盛上人開創と記録があり、山内の塔中寺院より移動して末寺になったものと思われる。安政2年(1855)屋根修繕した時に棟札の記載が発見される。
明治17年4月地蔵寺無住のため天台宗 鞍馬寺 末寺として鞍馬寺第3世住職 信楽 晃秀師により建立されたと記録されている。鞍馬村民の安楽と菩提の寺として建立されたと想われる。
什物の仏器には鞍馬寺地蔵堂と記載されているものがあり、鞍馬山の塔中寺院のご本尊が移動して地蔵寺なったと想われ鞍馬寺とは深い縁の寺院である。
拝観のご案内
現在の情報
- 公開期間
- 通常非公開。 特別拝観は完全予約制。
- 拝観時間
- 完全予約制
- 拝観料
- 拝観料 1000円(法話あり)
- ご連絡先
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- 電話番号 / FAX
- TEL/FAX 075-741-3685
- URL
- http://kuramazizouzi.jp
行事案内
現在の情報
行事のご案内
1月1日 修正会、初地蔵ご縁日 |
2月3日 節分会 |
3月 春季彼岸会 |
8月 盂蘭盆会・施餓鬼会、地蔵盆 |
9月 秋季彼岸会 |
12月 納めの地蔵ご縁日 |
※毎月24日地蔵ご縁日法要 |
<その他のご案内>
・写経・坐禅止観
・仏教講座・文化講座
・お悩み相談・仏事の相談
・水子供養、先祖供養のご回向を宗派に関係なく行っております
・ご祈祷
・ご朱印授与
※すべて事前予約が必要となります。
交通案内
- 名称
- 天台宗 延命山 地蔵寺
- 所在地
- 〒601-1111 京都市左京区鞍馬本町589
- 交通アクセス
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- 京阪電車をご利用の方
「出町柳駅」下車、叡山電車で「鞍馬駅」へ(鞍馬駅より徒歩約7分)
- 阪急電車をご利用の方
河原町駅で下車、 四条大橋を渡り、京阪電車「祇園四条駅」から終点「出町柳駅」下車、叡山電車で「鞍馬駅」へ(鞍馬駅より徒歩約7分)
- 地下鉄をご利用の方
○東西線 「三条京阪駅」で下車、京阪電車の「三条駅」から「出町柳駅」叡山電車で「鞍馬駅」へ(鞍馬駅より徒歩約7分)
○地下鉄「京都駅」から烏丸線「国際会館駅」下車、京都バス・鞍馬温泉行き「鞍馬」下車
- JR京都駅から電車をご利用の方
○JR奈良線、東福寺駅で下車、京阪電車「東福寺駅」から「出町柳駅」下車、叡山電車で「鞍馬駅」へ(鞍馬駅より徒歩約7分)
○地下鉄「京都駅」から烏丸線「国際会館駅」下車、京都バス、鞍馬温泉行、「鞍馬」下車
- JR京都駅からバスをご利用の方
京都バス「17系統・大原ゆき」から出町柳駅前下車、叡山電車「鞍馬駅」へ
○京都市バス「4系統・上賀茂神社ゆき」に乗車、出町柳駅前下車、叡山電車「鞍馬駅」へ(鞍馬駅より徒歩約7分)
- 駐車場
- 当寺院には駐車場はございませんので、近隣の駐車場をご利用くださいませ。