数珠巡礼

メニュ

法輪寺Horin-ji Temple

 

虚空蔵法輪寺は行基菩薩が創建したことに始まります。弘法大師の弟子道昌が虚空蔵菩薩を本尊とし、伽藍を整備、貞観16年(874)に清和天皇より『法輪寺』の寺号を賜りました。清少納言の『枕草子』や『今昔物語』にも描かれた寺院で、嵐山の大堰川に架かる渡月橋は、法輪寺の道昌が川を修築した折に掛けたのが始まりとされ、江戸時代までは法輪寺橋と呼ばれていました。
京都では特に十三詣りのお寺として親しまれ、十三歳の厄難を払い、智恵を授けていただけるように虚空蔵菩薩に祈願します。
法輪寺の山門をくぐり、石段を上がって行くと、途中に電気・電波を守護する鎮守の社『電電宮』がお祀りされています。さらに石段を登ると、正面に本堂が見えてきます。その左手には多宝塔があり、右手には舞台と呼ばれる見晴台があります。ここからは嵯峨野はもちろん、遠く東山の山々や京都の街を見渡すことができます。

寺宝・名所

  • 舞台桜

    法輪寺の舞台からは渡月橋、嵯峨野を一望できます。春になると桜に彩られ、桜の木々の向こうには京都の街が広がっています。 大文字送り火の夜には一般に開放されます。

  • 多宝塔

    嵐山の大堰川に架かる渡月橋は、法輪寺の道昌が川を修築した折に掛けたのが始まりとされ、江戸時代までは法輪寺橋と呼ばれていました。その渡月橋から嵐山を望むと、山の中腹に見えるのが、この法輪寺の多宝塔です。

沿革

 


およそ1300年前の和銅6年(713)に元明天皇の勅願により、行基菩薩が創建したのが始まりです。弘法大師の弟子道昌が虚空蔵菩薩を本尊とし、伽藍を整備、貞観16年(874)に清和天皇より『法輪寺』の寺号を賜りました。清少納言の『枕草子』では、京都の代表的な寺院として挙げられ、本尊のご利益は『今昔物語』にも描かれています。
応仁の乱の戦火で大きな被害を受けましたが、前田利家が中心となり復興。慶長11年(1606)に後陽成天皇より『智福山』の山号をいただきました。元禄年間には、五代将軍綱吉の生母 桂昌院が信仰を寄せ、多くの寺領を持ち大いに興隆しましたが、幕末の禁門の変によりお堂の大半が焼失してしまいました。その後、お堂や山門、多宝塔が再建され現在に至っています。
本尊虚空蔵菩薩は、『嵯峨の虚空蔵さん』として古くから親しまれていて、智恵と福徳のご利益で知られています。また、丑年生まれ、寅年生まれの人々の守り本尊として信仰を集めています。虚空蔵菩薩とは、大空のように際限のない大きな宝の蔵を持つ仏様という意味で、願う人の望むところのありとあらゆるものをその蔵から出して与えてくださるといわれ、能満諸願の虚空蔵とも呼ばれています。

拝観のご案内

現在の情報

拝観休止日
年中無休
拝観時間
9:00~16:30
拝観料
無料
ご連絡先
電話番号 / FAX
TEL 075-861-0069
メールアドレス
kokuzo@gold.ocn.ne.jp
URL
https://www.kokuzohourinji.com/index.html

行事案内

現在の情報

行事案内

2月8日13:00針供養法要
3月10日13:00芸能上達祈願祭
3月13日から5月13日春の十三まいり
5月23日10:30電電宮大祭
9月9日13:00重陽の節会
10月1日から11月30日秋の十三まいり
11月13日11:00うるしの日法要
12月8日13:00針供養法要

交通案内

名称
虚空蔵法輪寺
所在地
〒616-0006 京都府京都市西京区嵐山虚空蔵山町16
交通アクセス
公共交通機関をご利用の方

・阪急電鉄嵐山線「嵐山駅」から徒歩5分
・京福電鉄嵐山線「嵐山駅」から徒歩10分
・JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」から徒歩15分
・市バス「嵐山公園」バス停から徒歩5分

駐車場
有り

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