高蔵寺Kouzou-ji Temple
寺宝・名所
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山門
右側は那羅延、左側は密迹両金剛力士像を安置する篠山市内有数の楼門で、明和7(1771)年の作と伝えられ、篠山市文化顕彰会指定の文化財である。
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文殊堂
知恵の文殊菩薩と篠山市指定有形文化財の木造弁財天、元三慈恵大師が祀られている学芸成就の祈願所である。
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釈迦八相涅槃図
兵庫県の指定文化財とされており、絹本着色、大きさ122.8×125.6の鎌倉時代(13世紀)のものとされている。 釈迦の入滅を描く涅槃図を中心に、左右の外縁に釈迦の事蹟(仏伝)をめぐらせたもの。八相とは、誕生、出家成道、初転法輪、涅槃の釈迦の四大事を中心に、付加された前後の事蹟全体を広く指していう。 本図の場合、向かって左縁に下から上へ、下天托胎、誕生、四門出遊、右縁も同様に、出家、降魔、初転法輪が簡略な図相で描かれている。画面はほぼ正方形で、涅槃の釈迦は半眼で右手枕してやや膝を曲げて宝台に横たわる。 摩耶夫人一行はゆったりと降下し、悲嘆する会衆らの隈取りや体躯の表現など、総じて古様を残す作例といわれている。
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樹齢80年をこえる枝垂桜
山門から本堂にかけて春には桜、夏にはあじさい、秋には紅葉、冬には椿と四季を通じて花の寺として知られている。また丹波篠山もみじ三山の一つである。
沿革
当山開創は孝徳天皇大化2(646)年播磨国法華山一乗寺を草創して、この地を訪れた法道仙人が、黒頭峯(くろづほう)の嶺にかかる金銀珠玉の雲の架け橋を見て宝橋山(ほうきょうざん)と号したことが始まりといわれる。いにしえの頃、黒頭峯の堂之尾(どのお)と呼ばれた中腹には、七堂伽藍二十一ヵ坊の堂宇を誇ったが、天正年中、明智軍の兵火に遭い、消失した。
その時、氷上柚子村(ゆずむら)の人が雑兵にまぎれて守り奉ったのが、現存本尊十一面観世音菩薩と伝えられている。
この十一面観世音菩薩は、稽文会・稽首勲両仏師の作で、大和(奈良)長谷寺の観音像と同木同作と伝承され、普段は秘仏として宮殿(くうでん)の中にお祀りされているが33年に一度御開扉される。
兵火に遭った後、本堂は、聖徳2(1714)年。本尊脇侍の龍王権現と雨法童子は、共に永禄10(1568)年の作である。
近年では、平成7(1995)年に新・丹波七福神霊場として弁財天が奉安された。また、平成13(2001)年に檀信徒の先祖供養、回向道場として新たに阿弥陀堂が建立された。山門から本堂にかけての寺領は春には桜、夏には紫陽花、秋には紅葉、冬には椿と四季を通じて花の寺として知られている。特に平成25(2013)年より篠山市内文保寺、大国寺と共に「丹波篠山もみじ三山」として秋には多くの方が訪れている。
拝観のご案内
現在の情報
- 公開期間
- 年中無休
- 拝観休止日
- なし
- 拝観時間
- 9:00~16:00
- 拝観料
- 無料 桜・もみじのシーズンのみ 入山料 300円 ※高校生以下は無料
- ご連絡先
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- 電話番号 / FAX
- TEL: 079-596-0636 / FAX: 079-596-0006
- URL
- http://kouzouji.jp/index.html
行事案内
現在の情報
寶橋山 高蔵寺 年中行事予定
月 | 日 | 行事 |
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1月 | 1日 | 修正会/年賀式 |
1月 | 第3日曜日 | 初観音法要/大護摩祈願 |
7月 | 9日 | 千日会/護摩祈願 |
8月 | 13日~15日 | 盂蘭盆会 |
8月 | 17日 | 施餓鬼会/新霊供養 |
9月 | 秋の彼岸会 | |
11月 | 第3土曜・日曜日 | 観音もみじ祭 |
12月 | 31日 | 除夜の鐘 |
交通案内
- 名称
- 寶橋山 高蔵寺
- 所在地
- 〒669-2812 兵庫県篠山市高倉276
- 交通アクセス
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- JRをご利用の場合
・JR福知山線 篠山口駅下車、バス15分大山新下車2km歩
・JR福知山線 柏原駅下車、バス15分大山新下車2km歩
・JR篠山ロ駅または柏原駅より夕クシ一約15分
- お車をご利用の場合
舞鶴若狭自動車道丹南篠山口I.Cより
国道176号線北へ約12分
大阪より70分・福知山より40分
- 駐車場
- あり。