山科聖天 双林院Sourinin Temple
寺宝・名所
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聖天堂内陣(通常非公開)
本堂の聖天堂は明治元年 (1868年)に清水谷公正卿の寄進により建立。本尊の大聖歓喜天(聖天さん)は仏教の守護神で、十一面観音とガネーシャ神( ヒンドゥー教の神)の化身の姿をしており、頭が象、首から下は人間という、二体が向かい合って抱擁されている陰陽和合の「男女合体神」です。厨子に納められ、聖天行者以外に直接お姿を見ることはできない秘仏として拝まれています。 その他武田信玄をはじめ多くの信徒や商人、寺院から奉納された聖天像を約100体合祀し、その数は他に類がないほどである。商売繁盛・子宝授与・病気平癒など願いのかなう霊験あらたかな山科聖天として広く信仰されている。
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阿弥陀如来(光坊の弥陀)
湖東三山の一つ滋賀県池寺西明寺(滋賀県犬山郡)から遷された、当院創建当時の本尊で阿弥陀堂(通常非公開)に安置されています。 『光坊の弥陀』と号し出目長(藤原時代後期)の作である。はじめ毘沙門堂本殿の本尊とされたが、のち当院に安置された。
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不動明王
明治16年 (1883年)に比叡山無動寺より勧請され、脇侍に四大忿怒像を従え五大明王が構成されています。不動堂内には他に准胝観世音像と弁財天女が祀られています。 由緒珍しい不動明王は、顔の左右が馬頭観音(平安朝以前の作)と愛染明王が合わさり、頭には如来のような螺髪(らほつ)があり、頭の頂点には楊枝状の部材100本が納められるという、多数の仏像約300以上の部材を巧みに組み合わされた寄木造りで、他に例のない大変珍しい仏像です。 元亀2年(1571年)の織田信長による比叡山焼き討ちの際に損傷した仏像を集めて造仏されたと言われています。
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お滝不動
不動堂後方にお滝不動を祀り滝行が行える行場となっている。
沿革
寛文5年(1665年)公海大僧正によって毘沙門堂門跡の境内に在する塔頭寺院として創建。当初は阿弥陀如来を本尊としたが、1868年聖天堂が建立され歓喜天が本尊となる。1883年には堂の中で大護摩が焚けるように屋根の最上部が煙突構造になった不動堂が建立され、現在の伽藍がほぼ完成された。
拝観のご案内
現在の情報
- 公開期間
- 境内自由
- 拝観時間
- 9:00~16:30(冬季12/1~2月末まで 9:00~16:00)
- ご連絡先
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- 電話番号 / FAX
- 電話 075-581-0036 / FAX 075-593-7866
- URL
- https://yamashina-syouten.com/
行事案内
現在の情報
正月中 | 初まいり(初浴油修行・福笹授与) |
1月最初の寅の日 | 初寅祭(初護摩供・甘酒接待) |
2月 | 節分祭(厄除け星祭御守授与) |
毎月1日・16日 | 聖天尊 |
3月 | 春彼岸施餓鬼会 |
5月下旬 | 大護摩祭(護持会総会) |
8月16日 | 盆施餓鬼会 |
9月 | 秋彼岸施餓鬼会 |
11月下旬 | もみじ祭大浴油二十一座修行(園遊会開催) |
交通案内
- 名称
- 山科聖天 双林院
- 所在地
- 京都市山科区安朱稲荷山町18-1
- 交通アクセス
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- 電車でお越しの方
- JR東海道本線(琵琶湖線)・湖西線「山科」駅下車 北へ徒歩約15分
- 京阪京津線(大津線)「京阪山科」駅下車 北へ徒歩約15分
- 京都市営地下鉄東西線「山科」駅下車 北へ徒歩約20分
- 京阪バス「山科駅」(19・20・21・22・22A・24・24A・26・26A・28A・29・29A・45・47・48・循環系統)下車 北へ徒歩約15分
- 車でお越しの方
- 名神高速道路「京都東IC」より約10分
- タクシーでお越しの方
- JR山科駅より約5分
- 駐車場
- 自家用車5台分無料
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