大善寺Daizen-ji Temple
寺宝・名所
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地蔵堂(六角堂)、地蔵菩薩立像
地蔵堂(六角堂)に安置されている「地蔵菩薩立像」(重文)は、平安時代作とみられ、右手に錫状、左手に宝珠を掲げています。 平安時代初めに、小野篁(おののたかむら)が、一度冥土へ行った際に生身の地蔵尊を拝んだことで蘇った後、一木から六体の地蔵を彫りだしたうちのひとつという伝説があります。初めはここ大善寺に六体の地蔵尊が安置されていたため、大善寺は現在でも「六地蔵」と呼ばれ親しまれています。平安時代末期の保元年間(1156~59)になり、平清盛が西光法師に命じて、大善寺も含め京へ出入りする街道口の6ヶ所に分けて安置するようになり、これらの六地蔵を参拝して巡回する六地蔵巡りの風習が生まれました。 木造、一木造、極彩色。 平安時代作、小野篁像も安置されています。
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鐘楼
江戸時代、徳川2代将軍秀忠の娘で第108代・後水尾天皇の中宮・東福門院(1607-1678)が、第109代・明正天皇の安産祈願成就の礼として、1665年に寄進されたものといわれます。 天井には極彩色の絵模様が描かれています。
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本堂
江戸時代、宝永年間(1704-1711)、山科の勧修寺の宸殿を移築したといわれる公家風建物です。
沿革
法雲山浄妙院(ほううんざんじょうみょういん)と号する浄土宗の寺で、「六地蔵」の名で知られています。
奈良時代以前の慶雲二年(705)に藤原鎌足の子、定慧(じょうえ)によって創建されたと伝えられています。
地蔵堂(六角堂)に安置する地蔵菩薩立像(重要文化財)は、平安時代の初め、小野篁(おののたかむら)が、一度息絶えて冥土へ行き、そこで生身の地蔵尊を拝して蘇った後、一木から刻んだ六体の地蔵の一つといわれています。 当初、ここに六体の地蔵尊が祀られていたため、「六地蔵」の名が付けられました。
その後、保元年間(1156~1159)に平清盛が西光(さいこう)法師に命じ、都に通じる主要街道の入口に、残り五体を分置したことから、これらの地蔵を巡拝する六地蔵巡りの風習が生れました。 地蔵が安置されている各寺で、毎年8月22・23日に授与される六種類のお札を玄関に吊(つる)すと、厄病退散・福徳招来にご利益があるといわれています。 境内には、徳川二代将軍秀忠の娘・東福門院が安産祈願成就の礼として寄進した鐘楼があります。
拝観のご案内
現在の情報
- 公開期間
- 無休
- 拝観休止日
- なし
- 拝観時間
- 9:00~16:00
- 拝観料
- 拝観料 無料
- ご連絡先
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- 電話番号 / FAX
- TEL 075-611-4966
交通案内
- 名称
- 法雲山 大善寺
- 所在地
- 〒612-8013 京都市伏見区桃山町西町24
- 交通アクセス
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- 公共交通機関をご利用の方
JR奈良線、地下鉄東西線、京阪宇治線
「六地蔵」駅下車 徒歩10分
- お車をご利用の方
名神「京都南」ICより約10分あるいは「京都東」ICより約20分
- 駐車場
- 境内に約10台分ほど(無料)