三鈷寺SANKOJI
寺宝・名所
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ご本尊
本来の御本尊は第二世観性法橋作の佛眼曼荼羅だが現在は奈良国立博物館に寄託中の為佛眼曼荼羅のお前立ちとしてお祀りしていた金色不動明王を御本尊として安置している。智證大師作。
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阿弥陀如来坐像
三鈷寺に三体ある阿弥陀如来の一体。平安末期から鎌倉初期の作台座に三鈷寺の寺名の由来である三鈷杵が彫刻してあるのが特徴。
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西山からの眺望
目の前に広がる比叡山を始めとする東山三十六峰、北山、京都市街、宇治、木津を一望できる。
沿革
平安時代の承保元年(1074年)に源算上人が草庵をむすんで北尾往生院と号したのが始まりです。二祖観性法橋、三祖慈鎮和尚(慈円)と入寺され、次いで建保元年(1213年)法然上人門下の門下の證空善慧国師、即ち西山上人が伝燈されここを不断如法念仏道場とされるとともに名も三鈷寺と改めました。これは背後の山容が仏器の三鈷に似てるからと言われております。
三鈷(さんこ)とは密教における法具で、三鈷杵(さんこしょう)ともいう。仏の教えが煩悩を滅ぼして、悟りを求める心を表す様をインド神話上の武器に例えて法具としたものである。
中世は浄土宗西山派の根本道場としてい多くの寺領を有しましたが、応仁の乱(1,467年)にて堂宇が荒廃し、その後常念仏・再興の綸旨を授り、新に寺領を賜るも旧寺の如くには至りませんでした。今日迄幾多の変遷を経ましたが、昭和26年(1951年)五十二世台龍上人の徳望により四宗兼学(天台・真言・律・浄土)の本山として独立し、平成大修理が平成14年春に完了し現在に至ります。
拝観のご案内
現在の情報
- 公開期間
- 通年公開
- 拝観時間
- 9時~16時30分
- 拝観料
- 本堂・客殿入館料 500円 お抹茶 1,000円(入館料含む) 写経 2,000円(入館料含む)
- ご連絡先
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- 電話番号 / FAX
- TEL 075-331-0022
- URL
- https://sankoji-kyoto.com/
交通案内
- 名称
- 三鈷寺
- 所在地
- 〒610-1134 京都市西京区大原野石作町1323
- 交通アクセス
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「JR京都線向日町駅」または「阪急京都線東向日駅」から、
阪急バス66系統善峯寺行にて終点「善峯寺」下車、善峯寺とは別の参道を徒歩12分。
「善峯寺」バス停から8分の善峯寺境内を通過し、回転扉式の北門から徒歩1分。
善峯寺の入山料が必要となります。
(北門から善峯寺に再入場する場合はインターフォンを使って門を遠隔解錠してもらう必要があります。)
冬季の間、善峯寺行バスは手前の「小塩」止まりとなりますのでご注意ください。